One Storied House
平屋
One Storied House
平屋
家のかたちは多様化しています。そんななかで、「平屋住宅」を希望する人も増えています。
そこで、平屋住宅の特徴、平屋住宅のメリットとデメリットをご紹介します。
平屋とは
平屋住宅とは、「2階部分を持たない1階建ての家」を指します。
「平屋住宅は昔の建築様式」と感じる人もいますが、現在は若い世代でも平屋住宅を希望する人が多くみられます。
平屋住宅は、家の中で上下の移動を必要としません。そのため、足腰が弱くなってきた(あるいは弱くなっていくであろう)人にとって過ごしやすい家となっています。
また、洋服を2階に取りに行ったり、重くなった洗濯物を2階に運ぶ必要もありません。
このため平屋住宅は、ご年配の方にも、お子さんがいらっしゃるご家庭にもぴったりの家だといえるのです。
平屋住宅の4つのメリット
Merit1 家族間でコミュニケーションがとりやすい
平屋住宅の場合、「家族間でコミュニケーションがとりやすくなる」というメリットがあります。階段がないため、「挨拶もロクにしないまま自室に閉じこもる家族がいる」といったようなことが起こりにくいのです。
また、リビングを大きくとり、そのリビングを通ってからではないと自室に行けないといった造りにすれば、さらに顔を合わせる機会は多くなるでしょう。
Merit2 足腰が弱くなっても過ごしやすい
2階建て以上の建物の場合、上下階への移動が必要となります。足腰が弱くなってくる年代に差し掛かると、この「2階に上がる作業」がつらくなってくることもあるでしょう。その結果、2階がただの物置になってしまうこともあります。
しかし平屋住宅の場合は、このような心配がいりません。もちろん、足腰が丈夫な年代の人であっても、1階部分だけで生活を完結させられると非常に楽です。このような「上下階への移動」がないことに魅力を感じて、平屋住宅を選ぶ人も増えてきています。
Merit3 開放感のあるつくりにできる
2階建て以上の家でも、「開放感」を出すためにいろいろな工夫が施されています。吹き抜け階段は、その最たる例でしょう。
しかし、1階建ての場合には屋根面までの吹き抜けをデザインしてつくると、2階建の吹き抜けとは違った解放感を得ることができます。
また、平屋住宅では、2階建てにあるようなロフトをつくって寝室や収納にすると、一味違う楽しい家になります。
Merit4 家事が楽になる
家事の悩みで多いのが、「重くなった洗濯物を2階まで上げる」というもの。しかし平屋の場合、干すスペースも一緒に1階に計画しますので、その苦労もなくなります。
また、お着替えの時など、毎回2階のクローゼットに行くのは大変ですよね。平屋であれば毎回2階に上がらなくてはいけない手間も省けるのです。
お掃除も、平屋なら一度にできるので楽ですね!
平屋住宅を建てる時の3つの注意点
Point1 プライバシーの確保が難しい
平屋住宅は家族とのコミュニケーションがとりやすい家であるのと同時に、プライバシーの確保が難しい場合があります。一般的に、部屋にカギなどは付けませんので、注意が必要です。
また、自室で音楽などを聴いていた場合、その音がリビングなどにもれやすくなります。
Point2 敷地面積によっては「窮屈な家」になる
平屋住宅を建てるには、「持っている土地が広いこと」が前提となります。もちろん「1人暮らしなので広い家は必要ない」という場合もありますが、そうでない場合は、広い土地を必要とする平屋住宅を建てるには、なかなか厳しくなるでしょう。
基本的には2階に置かれる部屋(子ども部屋など)も1階部分に持ってこなければならないため、広い土地でなければ満足な広さを確保できません。
そこで、土地の敷地面積は必ず確認するようにしましょう。敷地面積が狭い土地に平屋住宅を建てると、「窮屈な家」が出来上がってしまうことがあるためです。
Point3 家事動線が長くなることもある
「平屋住宅にすると動線は短くなる」といわれていますが、これは一概に言い切れることではありません。
たとえば、部屋数が増えてくると、各部屋に行くための廊下が長くなってきます。厳密に考えれば2階建てと変わらない距離なのかもしれませんが、少し遠く感じてしまうようです。
このあたりは感覚的なものかもしれませんが、平屋住宅に住んでいる人のなかには、「忘れ物をしたときに、奥のリビングまで戻らなければいけないのが面倒」と言う人もいます。
平屋のよくある質問
平屋か二階建か迷っています。どちらが安く建てられますか?
基礎のコンクリート工事や屋根工事の面積が増えるので、床面積に対しての「坪単価」という点では平屋のほうが割高になります。また、土地から購入される場合は平屋のほうが大きな敷地が必要になるので、その分もコストアップになります。
ただ、平屋は階段が不要なのでその分の面積を削減できたりするので、住宅の規模や間取りによっては建築費が大きく変わらない場合もあります。
ご要望をお伺いした上で、コスト比較も含めてご提案させて頂きます。
平屋の二世帯住宅は建てられますか?
可能です。ただし建物の規模が大きくなるので、その分の敷地は必要になります。
平屋の二世帯住宅は二階建に比べ接する面積が少ないので、それぞれのプライバシーが守りやすい、騒音トラブルが起こりにくいといったメリットがあります。
平屋のモデルハウスや見学会はありますか?
はい、当社では平屋のオーナー様の見学会も開催しています。
またイベントとしての見学会だけでなく、OB様のお宅にご案内できる場合もありますので、見学希望の方はお気軽にご相談ください。
平屋住宅を選ぶ際は
エスホームにご相談ください
ここでご紹介しましたように、平屋住宅にはメリットとデメリットがあります。
それを踏まえたうえで、平屋住宅にするか2階建て以上の住宅にするかを選んだほうがよいでしょう。
エスホームでは、お客様のご要望をお聞きして、平屋住宅がよいか2階建て以上の住宅が良いのか、
最適なご提案をさせていただいております。
ぜひお気軽にご相談ください。